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肥満-世界保健機関による肥満対策
[PR]5.原因
5.5.世界保健機関による肥満対策
世界保健機関(WHO)は、肥満問題に対する戦略として以下を挙げている<ref>村上直久『世界は食の安全を守れるか―食品パニックと危機管理』(平凡社新書)151頁。ISBN 978-4582852370。</ref>
単純性肥満で一番問題となるのは、その代謝疾患・心血管疾患への影響、即ち、メタボリック(インシュリン抵抗性)症候群であるが、1993年、ホタミスリギルは肥満とインシュリン抵抗性の間に炎症(TNFα)が介在することを突き止め、最近のいろいろな遺伝子操作による動物実験では、身体計測上の肥満や内臓脂肪ではなく、脂肪細胞の肥大化・壊死とそれを冠状に取り囲むマクロファージ(炎症性細胞)の集積が、炎症とインシュリン抵抗性をもたらし、これがメタボリック症候群の病態の基礎となっていることが次第に明らかにされてきている。内臓肥満や超肥満でも脂肪組織の組織像が正常で、メタボリック症候群の病態を伴わない動物モデルや、逆に、肥満も内臓肥満もないのに脂肪組織の組織像が脂肪細胞の肥大化・壊死とそれを冠状に取り囲むマクロファージ(炎症性細胞)の集積という肥満症の所見を呈して、メタボリック症候群の病態を伴う動物モデルが報告されてきている。さらに、2006年、日本の2つの異なる研究グループは、肥満も内臓肥満も脂肪細胞の肥大化もないのに脂肪組織の組織像にマクロファージの集積が見られ、メタボリック症候群の病態を呈する動物モデルを報告した。 したがって、肥満症またはメタボリック症候群の本質は、肥満とか腹部肥満とか内臓肥満といった見かけ上の問題ではなく、脂肪組織の炎症であるらしい。
症候性肥満では原疾患の改善に努める。
なお、肥満の解消手段については、痩身を参照されたい。
(出典:Wikipedia)
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